「地盤工学会九州支部北九州地区ジオテクセミナー」 ご案内
投稿日時 2018-11-08 11:19:01 | カテゴリ: 支部からのお知らせ
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平成30年度 第1回 「地盤工学会九州支部北九州地区ジオテクセミナー」ご案内 拝啓 皆様にはご清栄にてお過ごしのことと拝察いたします。 さて、下記の要領にて「地盤工学会九州支部北九州地区ジオテクセミナー」を開催します。奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます(参加費無料)。本セミナー参加者にはCPD1.5ポイントが加算される予定です。 なお、参加予定者は11月16日(金曜)までにメールかファックスにて山本までご連絡いただければ幸甚です。 敬具 −記− 日時:平成30年11月20日(火曜日)16:20-17:50 場所:西日本工業大学 おばせキャンパス(苅田町)A棟 A407 講師:立石 義孝(西日本工業大学地盤工学研究所客員教授) 題目:大分県耶馬溪町金吉地区 山地崩壊原因究明等検討委員会の中間報告書について 概要:今回の崩壊の要因と機構について検討委員会の中間報告(8月28日)と記者会見では、過去に大規模な崩落により堆積した土砂層のすべり面の土質強度が低かったことや、地下水の上昇などで再び滑り落ちたとしている。また、機構については変質した凝灰角礫岩上面の土質強度が風化により徐々に低下し地下水位が上昇することで、すべりに対する抵抗が弱まり崩壊に至ったとの見解を示した。地下水の上昇を主因としているが、地下水の上昇した理由の見解は示されておらず不明である。本地域は平成24年7月11~14日と平成29年7月5~6日に、九州北部を中心に発生した集中豪雨の影響を受けている。この豪雨時に最も地下水(間隙水圧)が上昇し易い状況にありながら、当時、今回の崩落現場周辺では2回の豪雨においても大きな異変は発生していない。これらのことなどから崖錐堆積物である凝灰質地盤の特殊性における崩壊の持続的要因(素因)と加速的要因(誘因)等について概説する。
連絡先:西日本工業大学工学部 土木工学系 山本健太郎 Fax.0930-24-7900、E-mail: kyama@nishitech.ac.jp
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