第106 回勉強会「ジオラボ」

投稿日時 2015-12-07 17:14:23 | カテゴリ: 行事のお知らせ

第106 回勉強会「ジオラボ」のご案内 主催:(社)地盤工学会九州支部/長崎地盤研究会 共催:長崎県測量設計コンサルタンツ協会後援:長崎県技術士会 日時:平成27年12月11日(金)14:00~17:30 会場:長崎大学文教キャンパスサイエンス&テクノラボ棟2F セミナー室2 (長崎市文教町1-14、095-819-2618) http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/access/bunkyo/index.html 参加費: 1,000 円(資料代含む) 話題提供:14:00~17:00(①:14:00~15:30/②:15:30~17:00 の予定) ①建設事業における地質技術者の立場と役割 田口修様(日本地研㈱調査解析部) 概要:建設事業は「計画→測量→調査→設計→工事」の流れで進行し、いずれの段階も地形・地質を理解し、検討に含める ことが事業リスクの低減につながるとされている。国土交通省においても2014 年5 月に発注方式に地質リスク低減が 推奨※されている。しかし、事業や現場での意思決定権者を含めた多くが地質の専門技術者でなく、工事の危険性が見 逃されたり、設計に関して経済性に劣る工法を選択したりしてしまう事案も起きている。本テーマは、件数や施工費の 比率が高い「のり面・トンネル・土工」といった分野の計画~工事に対し、地質技術の投入のあり方、建設事業への地 質技術の有効な使い方のほか、地質教育環境を含む今後の展望について報告する。 ②日本初期の隧道~角倉一族の菖蒲谷隧道 山戸隆秀様(西日本高速道路㈱九州支社) 概要:菖蒲谷隧道は、北嵯峨の方に用水を引くための隧道であり、現在も現役で使用されている日本初期の隧道である。角 倉一族は、土倉(現在の金融業)として繁栄し本業としていたが、海外との貿易、土木事業(河川開削、隧道)及び本 や数学書の刊行を行った。また、他人に損失を与えて、自分の利益を得ようとしない精神は、一族の様々の事業を支え ることとなった。今回は、角倉一族が手掛けた、保津川の開削と菖蒲谷隧道事業を紹介する。 長崎地盤研究会ミーティング:17:00~17:30 / 懇親会:18:30~ (長崎市街地で開催予定) ※ご参加いただいた皆さまに、地盤工学会継続教育参加証もしくは日本測量協会継続教育参加証を発行いたします。 お申込みについて: 配布資料準備の参考のため、平成27 年12 月9 日(水)迄に、下記宛先まで、FAX もしくはE-mail にてお 申し込み下さい。直接参加も、歓迎いたします。 お申し込み先: 長崎大学大学院工学研究科システム科学部門杉本FAX:095-819-2627 E-mail:s-sugi@nagasaki-u.ac.




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