シンポジウム「豪雨による自然災害にどう備えるか」開催案内(地盤工学会九州支部宮崎地区)

投稿日時 2021-08-20 14:43:01 | カテゴリ: 支部からのお知らせ

シンポジウム「豪雨による自然災害にどう備えるか」開催案内

共同主催:(公社)地盤工学会九州支部宮崎地区
NPO法人グリーンイノベーション宮崎

開催趣旨:
令和2年7月に発生した九州北部豪雨は,熊本県球磨地方の球磨川流域の大規模な災害をはじめとして九州全土にわたり甚大な被害をもたらしました。
今年7月3日には熱海市伊豆山において長雨の影響により谷埋め盛土が崩壊し大規模な土石流が発生しました。
近年は地盤災害の引き金となる降雨が激甚化してきており,災害の発生を防ぐあるいは被害を軽減する対策を一層進めていく必要があります。
今回のシンポジウムでは3名の方に講演をいただきます。
宮崎地方気象台の狩川昭尋予報官は,段階的に発表される防災気象情報の概要や,
顕著な大雨に関する気象情報(大雨をもたらす線状降水帯)および近年の大雨、台風の特徴について説明されます。
令和2年7月九州豪雨の宮崎県内の被害事例について,九州工営の伊集院弘尚氏は,串間市の国道448号本牧地区の被災事例と道路監視について,
宮崎大学の神山惇助教は,国道219号線における被害状況と豪雨によるため池の安定性についての最新の研究事例を報告されます。
激甚化する近年の気象状況の変化やこれまでに発生した地盤災害の経験を踏まえ,
今後にどのように豪雨災害に備えればよいか,このシンポジウムがその解決のヒントになれば幸いです。
 
日 時:令和3年9月3日(金)13:20~15:30
場 所:Zoomミーティングによるオンライン形式
参加費:無料
定 員:Zoomミーティング:200名程度
CPDポイント数:2

当日スケジュール:
13:20~13:25:開会挨拶
13:25~15:05:基調講演「警戒レベルに対応した防災気象情報の活用について」 
講師:宮崎地方気象台 予報官 狩川 昭尋 氏
15:05~15:45:調査報告「地すべり地を通る道路(国道448号本牧地区)の災害事例と道路監視について」
講師:九州工営(株) 伊集院 弘尚 氏
(地盤工学会 令和2年7月九州豪雨地盤災害調査団)
15:45~15:25:調査報告「西米良村における道路被害と近年の豪雨災害におけるため池の被害」
講師:宮崎大学 助教 神山 惇 氏
(地盤工学会 令和2年7月九州豪雨地盤災害調査団) 
15:25~15:30:閉会挨拶

参加申込方法:
参加を希望する方は,下記のWebサイトにアクセスしていただき,
参加申し込みフォームに必要事項(氏名,所属,連絡先,参加方法,受講証の要・不要,所属団体会員番号)をご記入ください。
申し込みが完了すると,登録したメールアドレスに確認メールが届きますので,登録内容をご確認ください。
本シンポジウムではZoomを使用します。参加申し込みをされた方には,参加方法および注意事項をメールにてお知らせします。

https://forms.gle/wL9U2VX68579SK6G8


問い合わせ:
・神山 惇(地盤工学会九州支部宮崎地区幹事・事務局)
宮崎大学工学部社会環境システム工学科内,電話/FAX:0985-58-7337
Mail: a-koyama@cc.miyazaki-u.ac.jp




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