14時00分~17時30分
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第105 回勉強会「ジオラボ」のご案内 主催:(社)地盤工学会九州支部/長崎地盤研究会 共催:長崎県測量設計コンサルタンツ協会後援:長崎県技術士会 日時:平成25年8月28日(金)14:00~17:30 会場:長崎大学文教キャンパスサイエンス&テクノラボ棟2F セミナー室2 (長崎市文教町1-14、095-819-2618) http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/access/bunkyo/index.html 参加費: 1,000 円(資料代含む) 話題提供:14:00~17:00(①~③(技術報告会):14:00~15:30/④15:30~17:00 の予定) ①設計前アンカー基本試験の有効性について(仮) 大串翔一郎様(㈱カミナガ) 概要:基本試験によって求められる周面摩擦抵抗値(以下τ値)はアンカー工の設計を行う上で重要な条件となる。ところが、業務の発 注状況などにより設計に先立って基本試験を実施しないで、施工が発注されてから試験を実施することもある。また、調査ボー リング結果の推定等によって基本試験そのものが省略されることもある。今回、地すべり対策にあたり、設計前に先進ボーリン グを実施した結果、定着層は凝灰質砂岩(砂状コア)であることが判明した。砂質土層のτ値は0.1~0.4MN/㎡とされるが、今回の 基本試験で得られたτ値は0.1MN/㎡と最も低い値となった。今回の発表では、この事例をふまえて設計前に基本試験を行うこと の有効性について報告する。 ②長崎新県庁舎整備に伴う液状化対策工事について 高田英典様(㈱不動テトラ) 概要:長崎新県庁舎は、特に重要な防災拠点施設としての安全性能基準を満たすものとしており、敷地に関しては、津波・高潮等の対 策として地盤のかさ上げを行うことや、地震発生時の液状化対策についても地盤改良等の適切な対策を講じることにより、災害 時、防災拠点としての機能が確保される。本報告会では、長崎新県庁舎整備に伴い液状化対策として実施した、サンドコンパク ションパイル(振動締固め砂杭)工法とSAVEコンポーザー(静的締固め砂杭)工法の概要および施工結果について報告する。 ③表面波探査および常時微動測定を用いた廃棄物埋立地盤における廃棄物層厚推定 永岡修一様((一財)日本環境衛生センター) 概要:現在設置されている廃棄物最終処分場においては、廃棄物処理法に基づく構造基準や維持管理基準を遵守することで、埋立処分 された廃棄物量や面的な廃棄物層厚を概ね把握することが可能である。しかしながら、処分場の設置が基準制定前である場合、 過去の施工記録の不備や基礎地盤の沈下変形等により、埋立廃棄物の正確な総量が不明な場合がある。そういった場合でも、底 面遮水工設置深度までのボーリング調査を実施することは基本的に避けるべきである。そこで本研究では、ボーリング調査に代 わる非破壊を原則とした新たな調査手法として、実際の最終処分場埋立地において実施した表面波探査と常時微動測定の解析結 果を用い、1/4波長則から廃棄物層厚を推定する手法の妥当性評価を検討した。その結果、対象とした埋立地において遮水シート の計画標高と1/4波長則により算出した廃棄物下面標高の間には、正の相関があることが明らかとなった。 ④大村市竹松の歴史―発掘調査で分かってきた郡川流域のむかしのようす― 川畑敏則様(長崎県教育庁新幹線文化財調査事務所) 概要:竹松遺跡は大村市竹松にある遺跡で、長崎新幹線開通工事に先立ち長崎県教育委員会が発掘調査を行っています。調査は、今年 度で5年目を迎えましたが、これまでに昔の人たちが生活をした跡や使った道具がたくさん見つかっています。中でも、標石や 火葬人骨が見つかった弥生時代の墓地、平安時代末から鎌倉時代にかけて営まれた豪族の館を取り巻く巨大な溝、古代の役所に 係わる施設で使われたと思われる数々の遺物など、県内初も含め貴重な発見が続いています。 長崎地盤研究会ミーティング:17:00~17:30 / 懇親会:18:00~ (大学近辺で開催予定) ※ご参加いただいた皆さまに、地盤工学会継続教育参加証もしくは日本測量協会継続教育参加証を発行いたします。 お申込みについて: 配布資料準備の参考のため、平成27 年8 月26 日(水)迄に、下記宛先まで、FAX もしくはE-mail にてお申し込み 下さい。直接参加も、歓迎いたします。 お申し込み先: 長崎大学大学院工学研究科システム科学部門杉本FAX:095-819-2627 E-mail:s-sugi@nagasaki-u.ac.jp
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