低平地研究会
基盤整備専門部会・環境専門部会講演会のご案内
主催:低平地研究会
共催:(公社)地盤工学会九州支部佐賀地区
佐賀大学低平地沿岸海域研究センター
低平地研究会の活動に関しまして、かねてから格段のご支援、ご理解を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、この度、茨城大学工学部の村上哲先生と佐賀市河川砂防課水問題対策室の江頭聖司室長をお招きして、以下の要領で、「集中豪雨による低平地の災害と対策」をテーマとした講演会を開催いたします。年末の大変お忙しい時期とは存じますが、お誘いあわせの上、奮ってご参加くださいますようご案内申し上げます。
日 時:平成27年12月18日(金)14:00~17:00
場 所:佐賀大学理工学部6号館2階多目的セミナー室
(http://www.saga-u.ac.jp/gaiyo1/campusmap/)
参加費:無料
G-CPDポイント数:3.0
スケジュール:
14:00~14:05: 開会挨拶(末次大輔:基盤整備専門部会・部会長)
14:05~15:30: 講演1「低平地における気候変動と地震や地盤沈下に起因する複合災害」
講 師:茨城大学准教授 村上 哲 氏
(概要)本講演では、まず、平成27年9月関東・東北豪雨における堤防被害について、鬼怒川・飯沼川沿岸の地盤沈下の影響について考える。次に、低平地における気候変動による地震や地盤沈下に起因する複合災害について、東京低地における液状化危険度の増加、チャオプラヤやメコンデルタなど東南アジアデルタ地域における地盤沈下による近未来における浸水域の拡大に関する研究成果を紹介する。
15:30~16:55: 講演2「佐賀市における浸水対策と今後の課題への取り組み」
講 師:佐賀市河川砂防課水問題対策室室長 江頭聖司 氏
(概要)市民に最も近い行政(担当者)として「行政が考える浸水対策」と「市民が期待する浸水対策」とのギャップを交えながら、九州で初めて国土交通省から100mm/h安心プランの登録が認められた「佐賀市排水対策基本計画」を基にした事業の展開と今後の課題への取り組みついて報告する。
16:55~17:00:閉会挨拶(三島悠一郎:環境専門部会・副部会長)
参加申し込み・問い合わせ:
参加希望の方は、氏名、所属、連絡先(電話番号およびメールアドレス)を明記の上、電子メールまたはファックスにて以下までお申し込みください。
連絡先:江頭明子(事務局担当)
佐賀大学低平地沿岸海域研究センター
電話:0952-28-8712、FAX:0952-28-8189、Mail: egashira@ilt.saga-u.ac.jp
平成27年度地盤工学会九州支部講習会
『大学生のための地盤工学セミナー ~未来の社会を支えるエンジニア~ 』
九州大学工学研究院附属アジア防災研究センター・地盤工学会九州支部 共催
(公)地盤工学会九州支部・九州大学工学研究院附属アジア防災研究センターでは、キャリア教育(職業観を高める教育)の一環として、学生向けの講習会を開催します。この講習会は、学生の皆さんに建設業界の明るい未来について知ってもらうとともに、将来の職業観を養ってもらうことを目的としています。
講習会では、公務員、ゼネコン、コンサルタント、メーカーの各分野において、比較的皆さんと年齢の近い若手技術者を講師としてお招きし、仕事の魅力ややりがいについてお話しいただきます。また、各分野の最前線で活躍する女性技術者の方々をお招きし、女性技術者の魅力についてもお話をいただきます。
建設業界について詳しく知りたい人、より専門的な話が聞きたい人はもちろん、将来の方向性が定まっていない人、就職に対して不安を抱えている人、是非、講習会に参加して話しを聴いてみませんか?きっとそこには、“自分の将来のためのヒント”があるかもしれません。
なお講習会終了後には、会場の1階にて懇親会(立食ランチ)を開催します。講師の方々と直接話ができますので、仕事内容をはじめ、就職に関する質問や相談はもちろん、ネットワークを構築する絶好の機会です。是非、この機会を活用し、就職活動の一助としてください。
記
1. 開催日時:平成27年12月19日(土)9:00 ~ 12:10
2. 場 所 :九州大学 西新プラザ 大会議室(地下鉄空港線 西新駅⑦番出口 徒歩約10分)
(〒814-0002 福岡市早良区西新2-16-23)
3. 参加費 :学会員:2,000円、学生:500円、非会員:3,000円
(懇親会ランチに参加される方は、別途1,500円を徴収)
4. 定員 :先着200名(定員になり次第締め切ります)
5. 申込み方法:参加希望の方は、①大学名、②学年、③氏名、④連絡先、⑤懇親会参加の有無を明記し、E-mailまたはFAXにて下記へお申込み下さい。【締切】2015年12月11日(金)
公益社団法人地盤工学会 九州支部(HP:http://jgskyushu.jp/)
〒810-0041 福岡市中央区大名2-4-12 CTIビル2階
TEL:092-717-6033 FAX:092-717-6034
E-mail:jgsk_jimu@able.ocn.ne.jp
6. 懇親会(ランチ) 場所:九州大学 西新プラザ1階
会費:1,500円(当日会場にてお支払ください。) 時間:12:20 ~ 14:00
第106 回勉強会「ジオラボ」のご案内
主催:(社)地盤工学会九州支部/長崎地盤研究会
共催:長崎県測量設計コンサルタンツ協会後援:長崎県技術士会
日時:平成27年12月11日(金)14:00~17:30
会場:長崎大学文教キャンパスサイエンス&テクノラボ棟2F セミナー室2
(長崎市文教町1-14、095-819-2618)
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/access/bunkyo/index.html
参加費: 1,000 円(資料代含む)
話題提供:14:00~17:00(①:14:00~15:30/②:15:30~17:00 の予定)
①建設事業における地質技術者の立場と役割
田口修様(日本地研㈱調査解析部)
概要:建設事業は「計画→測量→調査→設計→工事」の流れで進行し、いずれの段階も地形・地質を理解し、検討に含める
ことが事業リスクの低減につながるとされている。国土交通省においても2014 年5 月に発注方式に地質リスク低減が
推奨※されている。しかし、事業や現場での意思決定権者を含めた多くが地質の専門技術者でなく、工事の危険性が見
逃されたり、設計に関して経済性に劣る工法を選択したりしてしまう事案も起きている。本テーマは、件数や施工費の
比率が高い「のり面・トンネル・土工」といった分野の計画~工事に対し、地質技術の投入のあり方、建設事業への地
質技術の有効な使い方のほか、地質教育環境を含む今後の展望について報告する。
②日本初期の隧道~角倉一族の菖蒲谷隧道
山戸隆秀様(西日本高速道路㈱九州支社)
概要:菖蒲谷隧道は、北嵯峨の方に用水を引くための隧道であり、現在も現役で使用されている日本初期の隧道である。角
倉一族は、土倉(現在の金融業)として繁栄し本業としていたが、海外との貿易、土木事業(河川開削、隧道)及び本
や数学書の刊行を行った。また、他人に損失を与えて、自分の利益を得ようとしない精神は、一族の様々の事業を支え
ることとなった。今回は、角倉一族が手掛けた、保津川の開削と菖蒲谷隧道事業を紹介する。
長崎地盤研究会ミーティング:17:00~17:30 / 懇親会:18:30~ (長崎市街地で開催予定)
※ご参加いただいた皆さまに、地盤工学会継続教育参加証もしくは日本測量協会継続教育参加証を発行いたします。
お申込みについて: 配布資料準備の参考のため、平成27 年12 月9 日(水)迄に、下記宛先まで、FAX もしくはE-mail にてお
申し込み下さい。直接参加も、歓迎いたします。
お申し込み先: 長崎大学大学院工学研究科システム科学部門杉本FAX:095-819-2627 E-mail:s-sugi@nagasaki-u.ac.
第96回「土の勉強会」のご案内
拝啓
皆様にはご清栄にてお過ごしのことと拝察いたしております。
さて,下記の要領にて第96回「土の勉強会」を開催いたします。皆様には奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます。本勉強会参加者にはCPD2ポイントが加算される予定です。
敬具
−記−
日時:平成27年11月14日(土)10:00-12:00
場所:鹿児島市勤労者交流センター(愛称:よかセンター、鹿児島中央駅前ダイエー 7階) 第1会議室
講師:北村 良介(鹿児島大学名誉教授)
題目:北村・酒匂の土質力学(第5回:粒径分布と間隙径分布の関係)
概要:土の状態を規定する独立な物理量は間隙比と含水比であることを第3回の講義で明らかにした。第5回では微視的な立場から間隙比の物理的意味を考え、粒径分布と間隙径分布の関係について講述する。
連絡先: 鹿児島大学大学院理工学研究科 海洋土木工学専攻
酒匂一成
Tel.099-285-8472
E-mail: sako@oce.kagoshima-u.ac.jp
2015年度
「技術士養成塾」模擬面接講座 開講のお知らせ
主催:(公社)地盤工学会九州支部
九州支部では、2015年度の技術士第二次試験・建設部門「土質及び基礎」の合格者を受対象に「技術士養成塾」模擬面接講座を行います。
模擬面接講座では、受講者の受験申込書及び筆記試験の解答内容に対して、想定質問を準備し、面接本番を想定した模擬面接を行います。
【内容】
内 容)模擬面接(面接本番を想定した指導)
日 時)平成27年11月21(土)13:00~17:00
場 所)JR九州コンサルタンツ株式会社 5階会議室
福岡市博多区博多駅東1-1-14
会 費)正会員5,000円,非会員10,000円(消費税含)
申込期限)平成27年11月6日
※ 地盤工学会への入会(年会費9,600円/年)で学会誌「地盤工学会誌」(月刊)の購読等様々な特典があります。詳細は地盤工学会HPをご覧下さい。
申込み方法:受講希望の方は、氏名、勤務先、同住所、同電話・FAX番号、Eメールアドレス、会員(会員番号)・非会員の別、会費納入方法を明記の上、EメールまたはFAXにて、申込期限までにお申込み下さい。
電子メール申し込みの場合、表題(Subject)を「技術士養成塾模擬面接申込み」とし、jgsk_jimu@able.ocn.ne.jp宛てに送信下さい。
会費納入方法:(1)現金書留
(2)銀行振込(西日本銀行赤坂門支店 普通預金口座番号:1134485、
名義:公益社団法人 地盤工学会九州支部)
(3)郵便振替
(口座番号:01760-3-41155、加入者名:公益社団法人地盤工学会九州支部)
◇模擬面接指導員
(主査) 村上昌彦 (建設部門)【JR九州コンサルタンツ㈱】
(副主査)西川剛一 (建設部門)【(一財)土木研究センター】
浅田浩章 (建設部門)【㈱五省コンサルタント】
伊東周作 (建設部門)【基礎地盤コンサルタンツ㈱】
上杉吉史 (建設部門)【ライト工業㈱】
柿原芳彦 (建設部門・総合監理)【応用地質㈱】
川口貴之 (建設部門)【中央開発㈱】
久保田史朗 (応用理学部門)【八千代エンジニヤリング㈱】
田中淳 (建設部門)【基礎地盤コンサルタンツ㈱】
原田克之 (建設部門・総合監理)【川崎地質㈱】
盛田信広 (建設部門・総合監理)【中央開発㈱】
申込み先:公益社団法人 地盤工学会九州支部
〒810-0041 福岡市中央区大名2丁目4-12 CTI福岡ビル2F
電話092-717-6033 FAX092―717―6034
E-mal: jgsk_jimu@able.ocn.ne.jp
地盤工学会九州支部ホームページもご覧ください。
九州支部沖縄地区活動
第28回沖縄地盤工学研究発表会
主催 地盤工学会九州支部,沖縄地盤工学研究会
共催 沖縄県地質調査業協会
「沖縄県の地盤」を対象とした調査,設計,施工,地盤環境に関する研究発
表会と講演会を開催します.多数の発表,参加をお願いいたします.
日時:平成27年11月24日(火) 13:00 ~ 17:00(予定)
会場:琉球大学研究者交流施設50周年記念館
内容:研究発表,講演会,:終了後懇親会予定
問合せ
〒903-0213 琉球大学工学部環境建設工学科 松原 仁
Tel. 098-895-8652,Fax. 098-895-8677
matsbara@tec.u-ryukyu.ac.jp
第95回「土の勉強会」のご案内
皆様にはご清栄にてお過ごしのことと拝察いたしております。
さて,下記の要領にて第95回「土の勉強会」を開催いたします。皆様には奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます。本勉強会参加者にはCPD2ポイントが加算される予定です。
−記−
日時:平成27年9月19日(土)10:00-12:00
場所:鹿児島市勤労者交流センター(愛称:よかセンター、鹿児島中央駅前ダイエー 7階) 第1会議室
講師:北村 良介(鹿児島大学名誉教授)
題目:北村・酒匂の土質力学(第4回:土の分類)
概要:第1~3回では地盤工学でよく用いられる単位に関するレビュー、地球科学的な立場からみた土のレビュー、土の体積・質量関係( ))の説明を行った。第4回では土の分類について講述する。
連絡先: 鹿児島大学大学院理工学研究科 海洋土木工学専攻
酒匂一成
Tel.099-285-8472
E-mail: sako@oce.kagoshima-u.ac.jp
第105 回勉強会「ジオラボ」のご案内
主催:(社)地盤工学会九州支部/長崎地盤研究会
共催:長崎県測量設計コンサルタンツ協会後援:長崎県技術士会
日時:平成25年8月28日(金)14:00~17:30
会場:長崎大学文教キャンパスサイエンス&テクノラボ棟2F セミナー室2
(長崎市文教町1-14、095-819-2618) http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/access/bunkyo/index.html
参加費: 1,000 円(資料代含む)
話題提供:14:00~17:00(①~③(技術報告会):14:00~15:30/④15:30~17:00 の予定)
①設計前アンカー基本試験の有効性について(仮)
大串翔一郎様(㈱カミナガ)
概要:基本試験によって求められる周面摩擦抵抗値(以下τ値)はアンカー工の設計を行う上で重要な条件となる。ところが、業務の発
注状況などにより設計に先立って基本試験を実施しないで、施工が発注されてから試験を実施することもある。また、調査ボー
リング結果の推定等によって基本試験そのものが省略されることもある。今回、地すべり対策にあたり、設計前に先進ボーリン
グを実施した結果、定着層は凝灰質砂岩(砂状コア)であることが判明した。砂質土層のτ値は0.1~0.4MN/㎡とされるが、今回の
基本試験で得られたτ値は0.1MN/㎡と最も低い値となった。今回の発表では、この事例をふまえて設計前に基本試験を行うこと
の有効性について報告する。
②長崎新県庁舎整備に伴う液状化対策工事について
高田英典様(㈱不動テトラ)
概要:長崎新県庁舎は、特に重要な防災拠点施設としての安全性能基準を満たすものとしており、敷地に関しては、津波・高潮等の対
策として地盤のかさ上げを行うことや、地震発生時の液状化対策についても地盤改良等の適切な対策を講じることにより、災害
時、防災拠点としての機能が確保される。本報告会では、長崎新県庁舎整備に伴い液状化対策として実施した、サンドコンパク
ションパイル(振動締固め砂杭)工法とSAVEコンポーザー(静的締固め砂杭)工法の概要および施工結果について報告する。
③表面波探査および常時微動測定を用いた廃棄物埋立地盤における廃棄物層厚推定
永岡修一様((一財)日本環境衛生センター)
概要:現在設置されている廃棄物最終処分場においては、廃棄物処理法に基づく構造基準や維持管理基準を遵守することで、埋立処分
された廃棄物量や面的な廃棄物層厚を概ね把握することが可能である。しかしながら、処分場の設置が基準制定前である場合、
過去の施工記録の不備や基礎地盤の沈下変形等により、埋立廃棄物の正確な総量が不明な場合がある。そういった場合でも、底
面遮水工設置深度までのボーリング調査を実施することは基本的に避けるべきである。そこで本研究では、ボーリング調査に代
わる非破壊を原則とした新たな調査手法として、実際の最終処分場埋立地において実施した表面波探査と常時微動測定の解析結
果を用い、1/4波長則から廃棄物層厚を推定する手法の妥当性評価を検討した。その結果、対象とした埋立地において遮水シート
の計画標高と1/4波長則により算出した廃棄物下面標高の間には、正の相関があることが明らかとなった。
④大村市竹松の歴史―発掘調査で分かってきた郡川流域のむかしのようす―
川畑敏則様(長崎県教育庁新幹線文化財調査事務所)
概要:竹松遺跡は大村市竹松にある遺跡で、長崎新幹線開通工事に先立ち長崎県教育委員会が発掘調査を行っています。調査は、今年
度で5年目を迎えましたが、これまでに昔の人たちが生活をした跡や使った道具がたくさん見つかっています。中でも、標石や
火葬人骨が見つかった弥生時代の墓地、平安時代末から鎌倉時代にかけて営まれた豪族の館を取り巻く巨大な溝、古代の役所に
係わる施設で使われたと思われる数々の遺物など、県内初も含め貴重な発見が続いています。
長崎地盤研究会ミーティング:17:00~17:30 / 懇親会:18:00~ (大学近辺で開催予定)
※ご参加いただいた皆さまに、地盤工学会継続教育参加証もしくは日本測量協会継続教育参加証を発行いたします。
お申込みについて: 配布資料準備の参考のため、平成27 年8 月26 日(水)迄に、下記宛先まで、FAX もしくはE-mail にてお申し込み
下さい。直接参加も、歓迎いたします。
お申し込み先: 長崎大学大学院工学研究科システム科学部門杉本FAX:095-819-2627 E-mail:s-sugi@nagasaki-u.ac.jp